週刊ヤングジャンプ連載漫画「キングダム」最新656話のネタバレ確定速報と感想考察です!
秦魏 VS 楚の戦いで最初に倒れたのは魏将・馬介でした。
流れを取り戻すため、呉鳳明は新たな策に出ます。
その策によって明確になったのは”主攻”と”助攻”で、蒙武 VS 満羽の総大将戦に動きが!
驚きの実力を見せた千斗雲に続き、今度は満羽が蒙武を上回る実力を見せる?
騰、乱美迫の援軍は間に合うのか?
キングダム656話のネタバレ確定速報とあわせて、感想と最新話考察をまとめました!
キングダム656話ネタバレ感想考察!
つまり什虎カルテットは一応の楚軍ではあるものの本質的には楚に対して抱いているのは怨恨の念だと思って良いのだろうな ちょっとしたきっかけさえあれば楚に対して牙を向きかねない
大国・楚における獅子身中の虫のような存在が什虎カルテットか#キングダム pic.twitter.com/0M6Qi20jQO
— KUREO (@kureo900) September 17, 2020
魏が参戦で役者がそろった什虎城戦。
仕切り直し直後、馬介(ばかい)が一太刀で討たれるという衝撃の展開がありました。
左翼でのこの出来事に対応するのは誰でしょうか?
あの戦闘狂のおそるべき実力も垣間見えた前話あらすじからおさらいです!
前話「新たな戦術」
今週のキングダム若き天才軍略家呉鳳明が戦術転換のシーン。精強な什虎軍に対してどんな作戦を取るのか? pic.twitter.com/3q7VOZaAjF
— 将星 (@syousei_1) September 30, 2020
「端から崩していけ」
魏の馬介を一太刀で討った楚の玄右は淡々と進軍します。
狙いは馬介軍残党、そしてその向こうにいる魏軍に圧力をかける事です。
中央の荀詠(じゅんえい)はこれに対処するため左に兵力を割かざるを得ず、そのため魏軍全体の攻勢は弱まってしまいます。
そんな時にこう着を崩すのが魏軍の特攻隊長・乱美迫(らんびはく)!
ですが楚の千斗雲(せんとうん)を前に抜ける事ができません。
しかも千斗雲の相手は乱美迫だけでなく秦の録嗚未(ろくおみ)もいます。
ふたりの将軍を相手に立ち回り互角の力を見せる千斗雲。
その様子は魏軍本陣にも衝撃を与えます。
挟撃に足りないもの
一方、秦軍・蒙武(もうぶ)の進撃は楚の満羽(まんう)の前にまでたどり着いていました。
総大将同志がにらみ合い一触即発の張り詰めた空気が漂います。
宿敵である秦・騰(とう)に挑むのは楚・項翼(こうよく)。
愛刀の獏邪刀をかかげ啖呵を切りますが「千年早い」と一蹴する騰。
その頃、秦軍本陣も挟撃が止まってしまっている事に焦りを隠せずにいました。
戦況を見ながら軍師蒙毅(もうき)は考えます。
挟撃は最良の策のはず…
でもあの什虎軍には”ただの”挟撃は通用しない、まだ何かが足りないんだ…
蒙毅はハッとその”何か”に気づきます。
呉鳳明の策「助攻と主攻」
同じように動揺する魏軍本陣では呉鳳明がついに動きます。
「戦術を変える!」
そういうと乱美迫と、さらに録嗚未にも伝令を送りました。
その内容に驚く録嗚未でしたが、すぐさま自陣に死に物狂いでここの敵をぶっ潰すぞと鼓舞します。
呉鳳明の目的は最重要戦力である乱美迫軍を動かす事。
そのためには録嗚未軍にはつぶれ役となって足止めしてもらう必要があると考えていたんです。
おかげで自由になった乱美迫軍が目指したのは魏軍右翼でも楚軍本陣でもなく騰軍でした。
乱入して来た乱美迫軍を見て騰は呉鳳明の真意に気づきます。
そして秦の本陣にいる蒙毅も同様に気づいていました。
「この挟撃のなかで”助攻”と”主攻”を作ろうとしている」
この呉鳳明の策を理解した騰は項翼との一騎打ちを捨て、さらに乱美迫軍も半分を置いて動きます。
目指すは蒙武です!
キングダム656話ネタバレ最新話確定速報と感想考察!満羽の実力は蒙武以上?
魏と秦からの挟撃を受けてなお、什虎(じゅうこ)城の軍師・寿胡王(じゅこおう)はまだまだ余裕の表情、そしてまだこの戦局では什虎軍に特別な指示は必要ないとも言っています。挟撃を受けることは大きな不利のはずですが、ここから什虎軍の強さの秘密が明らかになるのかな?#キングダム pic.twitter.com/BFpzzQzWd6
— comic-search (@search_comic) September 20, 2020
やはり一筋縄ではいかない什虎城攻め。
千斗雲の戦いには驚きました!
ダテに戦いたくて戦いたくてソワソワしていただけじゃなかったんですね…
呉鳳明の策により挟撃のなかに”助攻”と”主攻”をつくる事になりました。
それにともない戦場は大きく動きます。
なんと蒙武 VS 満羽の総大将戦が開始で驚きの展開に!
656話展開をネタバレ考察します!
呉鳳明の策
656話で明らかとなった”呉鳳明の策”の全容。
蒙毅の読み通り”主攻”と”助攻”をつくりだしました。
乱美迫軍・副将の魚燕(ぎょえん)により蒙武にも伝えられます。
「同盟軍の主攻は蒙武・騰」
「魏軍全体が助攻」
楚本陣めがけて蒙武軍と騰軍が駆け出します!
乱美迫が突っ込んで来たのを見て理解した騰は、項翼との一騎打ちをさっさと切り上げると、くるりと背を向けました。
さらに乱美迫軍の「半分置いて蒙武の元へ行くぞォ!」という言葉からするに、騰軍と乱美迫の半分は総大将戦に乱入しに行ったことが分かりましたね。
乱美迫軍の「半分」が項翼を抑える事ができれば、蒙武・騰と共に満羽を挟む事ができますね!
ただ問題は項翼とさらに千斗雲がおとなしく抑えられてくれるかどうかですね。
満羽の興味
騰と蒙武が本陣を目指し、乱美迫軍の半分がそれを助けるために同じ方向に駆け出しています。
その先にいるのは満羽。
蒙武・騰・乱美迫で一気に満羽軍を落とすのかと思われましたが、蒙武は呉鳳明の策をうけ楚本陣へと向きを変えます。
ところが満羽は素通りしようとした蒙武を挑発。
「もう少し見たい。蒙武に興味があるようだ」
満羽の挑発に来輝(らいき)軍だけ先に行かせた蒙武に対し、なぜか満羽は界邦(かいほう)を先に当たらせます。
当然蒙武はそんな力試しでどうなるわけもなく、一撃で”迅戈”と呼ばれる近衛兵団を殲滅。
それを見た満羽は言います。
「お前はただ一人最強を誇示する唯我独尊の者ではなく、背負っているな何かを」
だからこそ汗明に勝ったのだと言うとおもむろに蒙武に向かって突撃します。
「お前はかつての俺達に似ている」
そう言った満羽の一撃は蒙武を落馬させるほどの強烈なものでした。
あの蒙武が今まで特に知られていなかったような相手に力負けして、馬から落とされるなんて想像できたでしょうか。
満羽が言うには、蒙武は”虚無を悟る前の俺達に似ている”のだそう。
俺達とは什虎城の将軍たちでしょうね。
録嗚未 VS 千斗雲
ろくおみまだ死んでないのに死んだ扱いにしてて草 pic.twitter.com/9nnbkfk17j
— 丸の内OL👩💼ゲロ🤮アスペアルツハイマー🍼🍺🍻 (@akiyama_1113) September 24, 2020
656話では録嗚未 VS 千斗雲戦が非常に気になりましたよね。
乱美迫・録嗚未のふたりでもこう着状態を破る事ができなかった千斗雲。
乱美迫は特攻隊としての本分を発揮すべく抜けて行きました。
これ…録嗚未の最期通告みたいなものだと思いませんでしたか?泣
ですが生きていましたよ!
そしてやはり千斗雲が「もっと楽しいとこに行ってくるわー」と録嗚未との戦いを投げ出す流れに…
相変わらずの録嗚未の扱いにホッとしましたね。笑
”乱美迫軍の助攻”としてはしっかり役目を果たせたと言えるのではないでしょうか!
録嗚未との戦いに飽きた千斗雲。
秦軍が自分たちの本陣を狙っていると知り、一度退いて寿胡王を守りにいくべきと言う兵に対し一言。
「そんなつまらないことやってられるかよ~」
目の前に面白いやつがいると言う千斗雲の視線の先にいるのは、呉鳳明!
なんと魏本陣の呉鳳明を狙うと言うんです!
録嗚未の漢気
自軍から離れている千斗雲が呉鳳明を狙っている事を知り、録嗚未軍の兵が思わず言ってしまいます。
「だが…もしあの千斗雲という男が呉鳳明を討ち取るなら我らにとってはそれはそれで…」
そうですよねこれが本音ですよね。
本来であれば宿敵であり、決して肩を並べて戦うような相手ではない魏国。
その軍師であり将軍である呉鳳明を討ってくれるのであれば棚ぼたとも言えちゃいます。
ところがこれに対し我らが録嗚未は大激怒。
下衆なことをほざくな!と兵を殴って言います。
「魏はクソヤロォだが今は友軍だ。友軍は命がけで守る」
そう言って千斗雲の背中を追うんです!
ちょっとカッコ良すぎないですか?
ツイッターでもかなり話題になっているようです。
蒙毅の奇策
戦況は恐らく終盤まで五分、こう着状態はそう簡単には覆らない事が予想されます。
ここでひっくり返すキーワードになるのが『蒙毅の若さ』ではないかと思います。
ここまでは呉鳳明の策をくみ取って対応する立場をとって来た蒙毅、いわば後手にまわってしまっていますよね。
魏の寿胡王も相当キレる軍師のようですが、今のところ敵は呉鳳明。
ここで蒙毅が、呉鳳明をもアッと言わせる奇策で寿胡王を軍師として上回る事が、什虎城戦勝利の重要な条件になるのではないでしょうか。
この什虎城戦でいちばん一皮むけるのは蒙毅ではないかと読んでいます。
魏の荀詠にも若いなと言われてしまった蒙毅、ここで見返したいですね。
そして秦魏の同盟が終わった時、軍師・蒙毅が魏を脅かすほどの存在感を放つ事になるのではないでしょうか。
まとめ
傑物だらけの什虎城 。今年中に什虎城 が魏のものにならなければ、作者が死ぬな。 pic.twitter.com/DzzKtyQlBt
— ハォウロード(八海の小覇王) (@ehaouloadfox_) September 25, 2020
「キングダム656話ネタバレ最新話確定速報と感想考察!満羽の実力は蒙武以上?」と題してまとめてきました!
656話で明らかになった呉鳳明の策、主攻は蒙武と騰でなんと魏全体が助攻というものでした。
それと同時に総大将同士がにらみ合う蒙武軍 VS 満羽軍に動きがありました!
満羽が蒙武以上の実力を見せる展開は予想されていましたが、最初の一撃で蒙武を下馬させるとは…
驚きました。
騰軍とともに蒙武も本陣を目指す事になり、ここで一旦総大将戦は避けられるのではと思ったのですが満羽は逃しませんでしたね。
そしてこちらも気になっていた録嗚未 VS 千斗雲戦。
録嗚未にはここで千斗雲に倒されるのではなく、抜かれてしまう…という方向になってくれたらなと思ってしまいましたが、やはり千斗雲の興味は逸れました。笑
ところがいつも通りのキャラで終わらせない展開で録嗚未のカッコ良さも見られましたね!
千斗雲との再戦楽しみです。
キングダム656話ネタバレ最新話確定速報と感想考察でした!
次回のキングダムが気になる方はこちらのキングダムネタバレ657話をチェック!